■会期:2017年12月19日(火)~24日(日)
■営業時間:10:30~19:00 (最終日は16:00CLOSE)
■入場無料
少し太めのカシミヤ糸を手動の編機でゆっくりと手仕事で編んでいきます。
空気を含むようにやわらかなニットをお楽しみください。
カシミヤでつくられた小物たちもたくさん揃います。
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「もう日本で製造されていない手動の機械や、それを使う職人の技術は、一度手放したら二度と戻らない。絶対に残していかなくては」
約20年前、カシミヤの輸入・販売を行う家業を手伝う中、ある編物の工場を見学したときのこと。日本では消滅したと思っていた手動の機械と、卓越した技術をもつ職人の姿に感銘を受けた白田さんは、その工場で約6年間修業を積まれました。
その工場が将来的に閉める予定であることを知り、工場の引き受けの打診があった白田さん。半年悩んだ末、工場すべてを引き受けることにしました。
工業用の自動編機が主流の時代、職人が一枚一枚、手動の機械でつくりあげるニット。最初はOEMでの生産活動が中心でしたが、激しい価格競争、そして東日本大震災などを経験し、悩みながらもOEMを辞め、オリジナルのニットを作る決断をします。
日本製のカシミヤにこだわり、熟練の職人が手しごとで編んだニットは、とても柔らかく優しい肌ざわりが特徴で、電動の自動編み機には出せない風合いをもちます。
『カシミヤを日常的な服に』をコンセプトに、特別な場所で着るだけではなく普段から着られるニットをつくりたいと、保温などの機能性はもちろん、シンプルなデザイン、型崩れや毛玉が起きにくく安心して愛用していただける品質にこだわっています。
また、自社商品に限り、クリーニングやほつれなどの手入れなど、メンテナンスも手がけられています。長く愛用されている方から喜びの声が届くことも多く、職人の方々もよりやる気が出てくるのだとか。
ふれてみてわかる心地よさ。ぜひこの機会にご体感くださいませ。
皆さまのご来店をお待ちしております。