~ 親子抹茶体験教室 ~
お茶の美老園・鹿児島製茶では、もっとお茶に親しんでいただきたいという想いから煎茶や茶道の普及活動に取り組んでいます。
今回は、特定非営利活動法人 かごしまハピネス学童保育様の皆様にご参加いただきました。
はじめに、お盆の上で簡単に薄茶を点てることができる「盆略点前(ぼんりゃくてまえ)」を美老園のスタッフが実演いたしました。
子供たちが真剣に帛紗さばきを見つめている様子を見て、それまで「楽しんでもらえるかな」と心配していた私たちの緊張もほぐれ和やかな雰囲気になりました。
子供たちの小さな手で一所懸命茶筅を使って泡を立てると、一気にごくごくと飲み干し「おかわり!」と言ってくれたのもたいへん嬉しい出来事でした。
今回で2度目のご参加というご家族や、抹茶を使ったお菓子も大好きというお子さんも多くいらっしゃり、私たちが想像していたより抹茶のほろ苦さを受け入れられていたのも印象的でした。
スタンダードな抹茶の点て方のほかに、抹茶とペットボトルなどがあれば簡単に作れてこれからの季節にもぴったりの「冷たいシャカシャカ抹茶」をご紹介しました。
今回はフィルターインボトルでたっぷり作れてお子様もさっぱりごくごくと飲みやすいよう、750㎖の水に対しティースプーンで軽く3杯=約6~7gの抹茶で作りました。
さらに抹茶のコクを楽しみたい方は、お好みで300㎖に対し8gで作ると濃いシャカシャカ抹茶が作れます。
今回の薄茶は京都の山政小山園さんの抹茶をお飲みいただいたほか、ご自宅でも試していただけるように鹿児島県産の有機栽培抹茶をプレゼントいたしました。
鹿児島県は抹茶の原料となる「碾茶(てんちゃ)」の生産量が日本一。
ぜひ地元産の抹茶について知ってほしいという想いから、抹茶の原料となる「碾茶(てんちゃ)」や副産物の「碾茶棒(てんちゃぼう)」などを実際に見てもらいながら、抹茶がどのようにしてつくられるか鹿児島製茶代表取締役の森からお話しいたしました。
ご参加くださった皆様、そして貴重なふれあいの場を設けてくださったかごしまハピネス学童保育の職員の皆様ありがとうございました!
~ 気軽におうちで抹茶を点ててみよう! ~
特別な道具がなくても毎日の暮らしに取り入れやすい方法でチャレンジしてみませんか?
今回は、お好みの抹茶と茶碗と茶筅があればできる薄茶の点て方と、さらにお手軽な「冷たいシャカシャカ抹茶」をご紹介します。
抹茶は、その鮮やかな色合いや爽やかな香りだけでなく、お茶の持っている栄養を葉っぱまるごと摂れるのも魅力です。画像の作り方を参考に、ぜひおうちでも気軽に抹茶を点ててみましょう!
~ 今回使用した茶道具 ~
★マークのついている材料・道具以外ははご家庭にあるもので代用できます。
★ 抹茶一服分の目安 … 茶杓で2杯…約2g ( ティースプーン軽く1杯 )
★ 一度沸騰させた90℃のお湯 … 一人当たりお湯70cc 夏季:70~80℃、冬季:75~85℃に冷ましてから使います
★ 分量外のお湯 … 茶碗をあらかじめ温めたり茶筅をなじませるのに使います
★ 茶杓 (ちゃしゃく)またはティースプーン … 抹茶を量るのに使います
★ 茶筅(ちゃせん) … 抹茶を点てる道具
★ 計量カップ
■ 菓子 … 干菓子や干琥珀、季節の生菓子など
■ 帛紗(ふくさ) … 茶筅や茶碗を清めるための布
■ 茶巾(ちゃきん)… 茶碗を拭き清めるための布
■棗(なつめ)・茶入(ちゃいれ) … 抹茶を入れておく容器
■ 茶筅くせ直し … 茶筅のカールを保ち長持ちさせることができます
■ 茶碗(ちゃわん) (またはカフェオレボウルなどで代用)
■ 建水(けんすい) … 茶碗を温めたりすすぐのに使った湯を捨てるための器 (桶などで代用できます)
■ 懐紙(かいし) … お菓子を載せるのに使う和紙
■ お盆または敷き紙
■ ふきん・タオル
~抹茶・茶道具・茶道教室のご案内~
抹茶はこちら ▶ https://birouen.shop-pro.jp/?mode=cate&csid=0&cbid=2132643
茶道具はこちら ▶ https://birouen.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2151294&csid=0
過去の親子抹茶体験教室についての過去記事はこちら
お茶は温かい派?冷たい派?vol.10 ▶ http://birouen.com/information/iphone/staff_blog/post_300.html
向陽小学校「お茶の淹れ方教室」!▶ http://birouen.com/information/iphone/newly_arrived/post_298.html
茶道教室のご案内 ▶ http://birouen.com/information/iphone/newly_arrived/post_26.html