冷涼で適度な寒暖の差がある鹿児島県霧島山麓。
お茶の栽培に適した地理気候の地から、さらに厳選した茶葉を、熟練の技で仕上げ。
緑茶本来の清らかな香りと爽やかな味わいです。
「奥霧島茶」は清らかな香りと爽やかな味わいが好評。
「特選 奥霧島茶」は、より高貴な香りと上品な渋みが特徴。
そして、最上級の「極み 奥霧島茶」は、至福の香りと旨みを極めました。
見上げるほどの大きなお茶の樹に出会ったことがあるでしょうか。
鹿児島県霧島市には、初代を挿し木して二代目となる、そんな大きな茶樹があります。
樹齢120年、高さ4.5m、枝張り6m。
2006年5月に、この大茶樹の茶摘みを40年ぶりに復活させた人々がいます。
霧島市のお茶栽培農家からなる「霧島大茶樹保存会」(霧島緑茶同好会)のメンバーです。
「霧島のお茶をもっと多くの人に知ってもらい、味わってもらいたい」
お茶栽培農家で知恵を絞りました。そこで「大茶樹がある!」とひらめいたのです。
樹齢120年は他になく、この地で古くからお茶の栽培に勤しんできた証。
一市六町が合併して霧島市となったことも機運を高め、大茶樹をシンボルにして霧島のお茶を広める「霧島大茶樹保存会」が結成されました。
慣れ親しんだ風景の一部だった大茶樹が輝き始めたことが、霧島市の人々を動かしはじめました。
大茶樹から摘みとった茶葉を製茶し、霧島神宮に奉納することが毎年恒例となり、2011年には同じ初代から挿し木した兄弟樹が移植され、5本もの大茶樹が並ぶ「大茶樹公園」に生まれ変わりました。
大茶樹が枝葉を伸ばしたように、霧島のお茶のおいしさも全国の人々のもとへ届きはじめています。