お知らせ

3/15~19 京の絞り職人展 開催


■会期:2017年3月15日(水)~19日(日)

■営業時間:10:00~17:00 (初日13時~、最終日は15:00CLOSE)

■入場無料

日本最古の染色技法、絞り染めの職人展を開催いたします。

絞り染はわが国でも6・7世紀頃には既に行われていた染織の代表的なもの。その技術は、糸で布地を強く括ることにより、「粒」や「しわ」を作る防染という簡単な原理によるものであり、昔から世界各地でも様々な絞り染めが行われていました。 現在でも日本の他、インド、アフリカにみられ、また中央アジアやペルーの遺跡からも絞り染が出土しています。このことはその技法が極めて簡単なものであるため自然発生的に各地で行われたものと考えられます。そしてわが国に伝えられて以来めざましい発達を遂げ、日本を代表する伝統染織となり現在も広く愛好されています。 

この伝統技術を受け継ぐ、京の絞り職人衆「京都絞栄会」が主催となり、彩り豊かな洋装品、スカーフ、バッグ、着物、帯、小物、ハギレなど、約200点を展示いたします。

どうぞご高覧くださいませ。

 

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