常に道を切り拓く
玉露の有機栽培を手がける坂元さんは、1975年に防霜対策として散水氷結法を考案し、日本で初めて実施したお茶農家さんです。
坂元さんの茶園は、一番寒い時期には−8℃になることも。−3℃以下には効果のない防霜ファンでは霜を防ぐことはできません。 様々な文献を紐解き、アメリカのバレンシアの農業にあったこの方法を試そうと、夜を徹して湧き水を人力で撒き、茶葉を凍らせました。
当時は、ありえないことでした。
しかしながら、茶葉とともに凍った氷は、熱を蒸散し、0℃から下がることはなく、茶葉が霜に被害を受けることはなくなりました。
今では水撒きも機械化され、この散水氷結法も鹿児島を中心に全国で実績を上げています。
薩摩有機玉露「薫風自南来」ご予約について
薩摩有機玉露「薫風自南来」は2018年新茶よりオンラインショップと通信販売限定で販売を行います。今のところ店頭での販売は予定しておりません。 新茶ご予約は3月下旬より承ります。