美味しいときに摘む
鹿児島は、全国で一番早い走り新茶の地、と言われます。
桜前線と同じで、お茶も暖かいところから旬を迎えるからです。
しかし、鹿児島の中でも温暖な地、冷涼な地があり、それぞれに個性豊かなお茶が作られています。すべての鹿児島茶が早いわけではありません。
坂元さんの茶園は、比較的温暖な志布志の中でも標高190mの寒暖の差がある地にあります。
玉露は、摘採の20日以上前から遮光をし、通常の煎茶より10日ほど遅れての茶摘みとなります。
暖かくなると、葉の水分が蒸散するため、根や親葉から水分とともに旨みのもととなる養分が新芽へ届けられます。 生育期間が長いので、養分がしっかりと新芽に満ち、また、遮光により旨み成分テアニンが渋み成分カテキンに変化しないため、柔らかい旨みの玉露になります。
被覆をしても親葉が落ちない坂元さんの強いお茶は、新芽へ十分に養分が届けられるのです。
一日一日と変化する畑の旬を見逃さないこと。
最高のときに摘んだひとしずくをお届けいたします。
薩摩有機玉露「薫風自南来」ご予約について
薩摩有機玉露「薫風自南来」は2018年新茶よりオンラインショップと通信販売限定で販売を行います。
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