お知らせ

茶園視察に行ってまいりました!


先日、茶園視察に行ってまいりました。
鹿児島の雄大な自然をまるごと実感できる大隅半島。清らかな空気と水に恵まれた、大根占、田代、有明の優良産地。長年、お茶の美老園のお茶を育ててくださっている篤農家の方々にお会いしてお話を聞くことができました。
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まだ桜もあまり咲かない鹿児島。例年より少し遅れてはいますが、大根占・田代では早生品種のくりたわせ、さえみどりなどの新芽の姿を見ることができました。初々しい新緑の色、雨露に濡れたしっとりとした若芽。うぐいすの声と、風に揺れる野の花のエールをうけながら、農家さんの真剣でやさしいまなざしに見守られて、すくすくとまっすぐ育っているようです。
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全国の約7割が「やぶきた」品種ですが、鹿児島は「やぶきた」はもちろんのこと、「ゆたかみどり」「さえみどり」「あさつゆ」「つゆひかり」など、たくさんの品種を育てている品種王国。さまざまな品種の畑がいりまじった光景は、新緑、深緑がいろとりどり。まるで絵具のパレットのよう。
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数十年ぶりに大雪にみまわれた今年は、茶園の上にも雪が積もったそうですが、まるでかまくらのような役割をはたしてくれたようで、茶園の被害もほとんどなかったとのこと。
雪の影響で水道管が故障したときも、生活用水なんかどうでもよいからとにかく茶園に水をたやさないように...と笑顔で話してくださいました。

毎朝、平地から山まで広大に広がる茶園に足を運び、見て触れて茶園の声をきく。あたたかくなると、新芽の茶葉はほほえむように柔らかくなり、摘み時を教えてくれるそうです。
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農家さんの話を聞くと、ますます新茶が恋しくなってきます。

ただいま新茶のご予約を受け付けております。
今年も皆さまへ、いちはやくみずみずしい香りをお届けできればと思います。

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