お知らせ

「馬場慧 絵画展」☆☆虹色の無垢☆☆ 本日より開催


 

ごあいさつ

1992年、慧はダウン症と言う染色体の異常を持って生まれましたが、

幸い合併症もなく、周りの人たちにも恵まれ、明るく元気に育ちました。

11歳(小学校5年生)のとき、三重県志摩市でアトリエ・エレマンプレザンを主宰する

佐藤肇・敬子ご夫妻との出会いがあり、毎月2回10年間通うことになります。

ダウン症の人たちの中には生まれ持った無垢の心を持ち続け、優しく柔らかな感性を持った人がいます。

佐藤ご夫妻はそういう人たちの才能を見抜き、制作の場を提供し続けている芸術家です。

一方では「侘びの世界」を追求し続ける著名な陶芸家・杉本貞光先生は

「慧君の絵は“いのち“が描かせたもので、技術というものを超越している。

そして芸術を志す者がいつか到達したい境地の作品だ」と言われます。

昨年、20歳になり知立市の就労継続支援施設「有限会社わかば」に就職して

シイタケ栽培に従事しています。

これを機に志摩通いを止め自宅で製作に励んでいます。

無垢な感性で描かれた作品から、さまざまな思いを自由に感じ取っていただければ幸いでございます。

敢えて全作品を無題に致しました。

馬場 功一朗・玲子

 




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6月14日(土)~6月22日(日)まで開催

作家在廊日:6月14日(土)・15日(日)