お知らせ

今年最初の新茶の便りです


全国各地から、桜の便りが聞こえてくるようになりました。

鹿児島ではまだあまり咲いていないのですが、先週末も今にも咲きそうにふくらんだ蕾を愛でながら、待ちきれずにお花見をしている方々がたくさんいらっしゃいました。

「今年は入学式まで桜が残ってくれそうね」と話しながら、待ち遠しく思っております。 

さて園主のお庭から春の風を。

黄色いモッコウバラがやさしく開きました。バラですが棘がなく、艶やかというよりも慎ましやか。「幼いころの幸せな時間」、という花言葉だそうです。

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紅花常盤万作は今が満開。はっとするような美しさ。春の感謝祭のお抹茶ふるまいでこちらの花を一輪添えてご提供したところ、たくさんのお客様から「なんというお花ですか」とお尋ねいただきました。

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花後の実のまわりを包む白い綿毛が白髪に見えることからその名がつけられたオキナグサ(翁草)。うつむいたように咲くのですが、のぞきこんだらなんとも可憐な姿。花言葉は「何ももとめない」だそうです。

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小さな小さなエンドウの実をつけるスズメノエンドウ。カラスノエンドウより小さいからスズメと名付けられたとか。花々に生きものの名前をつける昔の人たちの遊び心に感動してしまいます。花言葉は「手をつないで歩こうよ」。

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花の庭は、言の葉の庭。
その姿一つひとつから多くのことを教えられるような気がします。

さて、今年最初の新茶の便り。種子島の「くりたわせ」が上場されました。
今年の新茶はここ数年の中でも香りがよく、良い出来だと茶商の間でも話題とのこと。その年の気候で大きく影響されるお茶の葉、今年は期待できそうです。

お茶の美老園では、ただいま新茶のご予約を承っております。
4月25日までのお申込みで人気茶1割引、粗品も進呈しております。
ぜひこの機会に美老園の新茶をお試しくださいませ。

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