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「黄金のひと雫!?ゴールデンドロップとは」スタッフブログvol.4


急須でお茶を淹れるときやティーバッグを上げるとき、なんとなく最後の一滴においしさ成分が凝縮されてそうで急須を振ってみたり、ティーバッグを回転させてみたりした経験はありませんか?

実はあの最後の一滴には名前がついています。その名もゴールデンドロップ。

このゴールデンドロップ、やはりお茶の香りや味わいに影響する大切な一滴なのです。

急須から淹れる場合、茶葉からはお湯を注いで待っている時間だけでなく、注いでいる間にも成分が溶け出し続けています。ティーバッグでも最後まで茶葉にまとわりつい残っている抽出液は、特に濃度の濃い一滴になっています。

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ところで、当園ではお茶の官能審査というものを行っています。

これはお茶の味・香りの強さや性質の評価を人間の五感によって行います。そして複数のお茶を比較することで、それぞれの特徴や長所・短所を見極めようとするものです。このプロセスを経て、最適な茶葉のブレンドを実現し、商品の品質を高い水準に保つことができます。

なぜ今、官能審査のお話をしましたかと言いますと、私がまだ新入社員だった頃に、このゴールデンドロップについて注意を受けたことを思い出したからです。官能審査の時、私は美味しくお茶を淹れたいと、急須を大きく振り下ろして最後の一滴を絞り出していました。ラーメン店の湯切りのように、です。しかし、これは官能審査の主旨とは異なりました。官能審査では、あくまでお茶を同じ条件で比較しなければいけません。私の"湯切り"の気合の入り方しだいで香りと味わいが変わってしまう、ということだったのです。

今となっては恥ずかしい思い出ですが、ゴールデンドロップの決して侮れないパワーを物語るエピソードの一つかと思い、書かせていただきました。

みなさんもお茶を愉しまれる際には、この一滴に心を向けてみますとこれまでとは違ったお茶の一面に出会えるかもしれません。

 

 

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